君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

こちらのブログへの投稿は全て終了しております。
もしかしたら、気の迷いでたまに復活する事もあるかもしれませんが、
基本的には既に終わったブログです。

永らくご愛顧ありがとうございました。

↓こちらはイラストやらを載せてるブログです。

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相変わらず、ネットを通して金を払う行為、
というのものに慣れない。

カード情報を打ち込んで、クリックすれば、
俺はもう既にお金を払ってる、
事になってるらしくて。

例えば、今回はiTunesを通して、
ほんの少しの額を寄付させてもらったのだが、
まぁ何の手応えも無いこと。
味の無いふ菓子食べてるみたいな感じですよ。
味のないふ菓子を食べたこと無いけど。

なので、週末に街へ出た時にでも、
ユニクロでも行って、
チャリンチャリンとしてこようと思う。

ユニクロと言えば、
柳井社長は個人で一億円出したとか。
ポケットマネーで一億円って凄いな。
どんなポケットだ。
四次元ポケットか。
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-sambo1

この世にムダなものは沢山あるが、
その中でも何が一番ムダかって言えば、
ムダ毛ほどムダな物もないだろう。
何しろ名称に「ムダ」が入っているくらいだ。

俺の体毛は脇毛にしろ陰毛にしろ、
本数自体はそれほど多くはないのだが、
何故かヒョロヒョロと長く伸びる。
それはケツ毛も同様だ。

あれは中学時代だったか高校時代だったか、
何気に肛門付近を触った時の衝撃、
あの瞬間の恐怖は今でも忘れられない。

長いケツ毛は本当に何の意味があるのか分からず、
何ならうんこを拭く時などにおいて非常に邪魔で、
本人(ケツ毛)は肛門を守っているつもりの
ナイト気取りなのかもしれないが、
実際には、もし体毛事業仕分けがあれば、
真っ先に撤廃されるべき体毛だ。
ケツ毛に栄養が天下りしてると思えば、
怒りを禁じ得ない。

依って撤廃することにした。

ウチのシェーバーは髭を刈るバリカンみたいな機能も
付いてるヤツなので、それを利用。
この時程、丸ごと水洗い出来るタイプを買ってて良かったと思った事はない。

さて、いざやってみると、
俺は右利きなので、
右手で行う作業、つまり左尻側の毛は刈れるのだが、
右側の毛がなかなかうまく刈れない。
ここでこの日は疲れて中断、
続きは後日と相成った。

現在、俺のケツ毛はアシンメトリー、
言うなれば石川遼くんみたいになっている。

しかし、ここで節電を心掛けねばならない事態が発生。
それこそムダな電力は節制せねばならない。
男のムダ毛を処理する程ムダな電力使用もあるまい。
この作業は当面中断とする。
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-lastheaven

台風が来てますね。
皆様の所は大丈夫でしょうか。
台風が来たら、手を広げて台風とは逆の方向にグルグル回ると良いですよ。


さて、この間爆笑問題の学問って番組で、
ロボットがテーマでやってて。
人間はどこまでが自分の体なんだろう、
みたいな疑問を考えてたんです。

例えば棒を持って何かを触る。
すると、その感触ってのはちゃんと自分のものとして認識できる。
人間はそうやって自分の体の範囲を広げてった訳で、
その境界線はどこだ、みたいな話、だったと思うんです。

私事で恐縮ですが、
っていうかブログなので私事書いて良いんですが、
先日、長年付き合った彼女と別れまして。
このブログにも何度も出てきた人です。

長い時間一緒に居ると、
不思議にその人までも俺の体の範囲内、
っていう感覚が無意識にあったようで。
フラれたり離婚した人がよく「体の半分が無くなったよう」などと形容しますが、
そういう意味ではそれは多分物理的にも正解な訳です。
なるほど。

大きめの破局を経験してみると、
そういう風に今まで気付かなかったものに色々気付きますね。

例えば、J-POPには何でこんなに沢山どうでもいいラブソングがあるのか、
と昔から疑問だったんですが、必要だからあるんですね。
失恋すると何でもいいから何かに慰めてもらいたい、
そんな人はこの世にウジャウジャ居て。
そこで、誰にでも大体当てはまるような内容を耳なじみのいいオケに乗せておく、
宣伝バンバン打つ、みんな買う。
商売の形としては葬儀屋みたいなもんですね。
皆に起こり得るであろう不幸に、前もって用意されてる商業用失恋ソング。

まぁ、ラブソングや失恋ソングの全てが悪いわけもなく、
素晴らしい曲も星の数ほどあるわけで、
そういえば、ここ数日へヴィローテで聴いてるミッシェルの曲も、
考えてみれば、無茶苦茶ラブソング多くて、
そんなことも失恋によって改めて気付いたり。

とにかく、変な言い方ですが、
折角大きなものを手放したんだから、
空いた手で何か掴まんことにはバランスが悪くて立っていられん、
この際、色々掴んでみようと思ってます。
何をだろ。
まだよく分からんけど。
おっぱいだといいなあ。
うんこだと嫌だなぁ。
じゃあ成海璃子さんのうんこなら?
うーん・・・硬さによる!!

またそんな時にお誂え向きに、また「はちブラ」が動きます!

はちきれることのないブラウスの会は、
LINX'Sっていう演劇イベントに参加させて頂く運びとなりました。

●【LINX’S ~02(ゼロニー)公演~】
http://ameblo.jp/linxs/
   テーマ『2nd Virgin (セカンド・バージン)』
   ※今回はA、Bチームの5劇団、5劇団に分けての公演となります!
●日時 2010年
12月16日(木)18:30(A)
   17日(金)19:00(B)
   18日(土)12:30(A)/18:00(B)
   19日(日)12:30(B)/18:00(A)
   ※ 受付は開演の45分前、開場は30分前より
●場所 in→dependent theatre 2nd
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋4丁目7-22 2nd TEL:06-6635-1777
【参戦劇団】
●料金 Aチーム、Bチーム・・・・・・・各 前売り 2,300円/当日 2,500円
  Aチーム、Bチーム通し券・・・・・・各 前売り 4,000円/当日 4,500円
  バックステージ席(打ち上げ付き)・・・・・・・・・・・・・・10,000円(要予約)
●公式 予約フォーム
https://ticket.corich.jp/apply/22695/
(PC)http://ticket.corich.jp/apply/22695/ (モバイル)

我々はちブラはBチームになりました。
まだ少し先ですが、皆様こぞってお越しください。

さて、最後に皆様にお知らせ。
長くこのブログを読んで頂いてる方にはもうなんとなく分かってるかもしれませんが、
ここ最近、「君整理」全然更新できてません。
理由としては、何かどうでもいい事を書く場として、
ツイッターという強大なものが出てきたこと、
日記的なものを書く場としてmixiがあること。
長めのネタを構築できる場としてはちブラがあること(たまにしかやってないけど)。
文章に合ったCDを探すのが面倒くさくなったこと、
っていうか、面倒くさくなったこと、
などが挙げられます。

そういう訳で、今回をもって
「君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)」は終了します。

以前から気にはなってはいたんだけど、
今回でかい出来事があったんで、これに合わせるのも丁度いい。

別に残しておいて、書ける時に書くって方法もあるにはあるけど、
そん時は別のブログでも起こします。
はちブラにもブログあるしね。
良ければツイッターもフォローしてね。

皆様、長い間ご愛読ありがとうございました!
最後のCDは勿論コレ、
ミッシェル最後のライブ盤!
これって以前にも紹介したっけ?
まあいいや!バイバイ!
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-alien

夏の終わりですね。
お盆もとっくに終わってますね。
皆さんのお家ではキュウリや茄子に棒を刺して
馬や牛を作ったりしたんでしょうか。
中原めいこさんはキウイ、パパイヤ、マンゴーで作るらしいですよ。

不思議なもので、
先週も先々週も、
どこかででかい夏フェスが行われてる、
と思うと、普通に生活してても、
なんか夏休み感があるというか。

私がロックフェスなんぞに行くようになって、
何年も経つ訳ですが、
今年は初めて3大フェス全てスルーしました。

行きたいのはやまやまだったんですが、
春先にニューMAC&アプリを買う為に、
フジロックが4回行けるくらいのお金を使ってしまい、
また秋には引っ越しも考えているため、
趣味の出費は控えました。

代わりにといってはなんですが、
映画はそこそこ観てまして、
以下には最近観た映画のざっくりとした印象を
いつものように書きましょう。
もうすぐ出かけるので、書けるとこまで書きましょう。

まだ観ておらず、
且つ情報遮断したい人は、
人の家にスパイとして忍び込んで
おもちゃと脱走して花婿を探す、
という夢でも観てて下さい。

この五本、何の脈絡も無いので、
観た順で書きますと、
まずは「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」。

日本公開も危ぶまれたコメディ作品、
しかし、署名活動によって無事公開となった映画ですね。
当然私も署名しました。
当初は監督も役者も全く知らない映画に
署名するのは時分でもどうかと思ったんですが、
実際観てみて、署名は間違いじゃなかった、と思いましたね。
無茶苦茶面白いです、この映画。
無茶苦茶よく作ってる。

二日酔いの朝、ホテルの部屋がぐっちゃぐちゃになってると。
これが最初のインパクト。
それは何故だ?という謎解きが始まるんですが、
でも、その全ては明らかにはならなくて、
(例えば鶏とか、電子レンジとか)
一番でかい問題、虎と赤ちゃんと消えた花婿に関してだけ、
きっちりと回収する。
それによって、他の事(鶏、電子レンジ他)を些事としてしまう。
ハッタリの効かせ方が上手いんですよね。

ネタが次のネタへの振りになってて、
それがきっちり繋がっていくのがホント絶妙で。

例えば、最初に虎を出しておいて、
べガスで虎を飼っててもおかしくない奴、
イコール、タイソンだ、
っていう流れが凄くいい。
タイソンが只のゲストじゃなくて、
必然がちゃんとあるのが素晴らしいです。

義弟がなんでバカかって言えば、
ラストで「レインマン」やる必要があるから、
っていう。
考えてみれば、最後の解決方法がパロディ、
ってのも凄い話なんですが、
同じような事やってる時分としては、
異常にシンパシーを感じる訳です。


次。
「トイ・ストーリー3」。

名作CGアニメシリーズも遂にファイナル。
トイ・ストーリー(以下トイス)って凄く不思議というかよく出来てるというか、
例えば、CGアニメで人間のキャラが出るとなんだか変な違和感を感じるんです。
でも、それが同じ人間型でも「おもちゃ」としてしまうと、
すんなり見られるんですよね。

トイス1の時点で、フルCGってまだまだ過渡期だったと記憶してるんですが、
それを布教させるという意味では、抜群の題材だと思うんです。
言わば、3D映画における「アバター」くらいの意味合いはあったんじゃないかと。

で、3なんですが、
既にフルCGは当たり前なものになり、
最早フルCGというだけでは何の驚きも無いんですが、
今回は驚きました。
オモチャたちの演技に。

ラスト近く、地獄の入口に流されてしまうシーン、
ウッディたちは遂に諦めるんですね、生きることを。
オモチャなのに生きることを諦めるというのも変な話ですが。
それまで、あらゆる危機を乗り越え、どこまでも希望を捨てなかった彼らが、
遂にもうどうしようもない、っていう状況に追い込まれてしまう。
その時のジェシーやウッディの演技。

絶対に死など受け入れられない、でも死はそこに迫っている。
理解も納得も出来ない、でも受け入れるしかない。
そんな絶望がその演技だけで伝わってくるんですよ。
オモチャなのに。CGなのに。
凄いシーンでした。泣きました。
まぁでも、そんな危機も結構あっさり解決されちゃうんですが。

お話のまとめ方も素晴らしかったです。
ネットのどっかでアンディのお父さんはシリーズ中一度も出てこない、
というのを読んで、なるほどと。
彼が何故オモチャを愛していたか、
成長し何故オモチャと決別したかも、
そこら辺を考えれば全て納得。
もしかして、あの人見知りの女の子も同じような境遇の子なのかな、とか。

あと、アクション映画として見れば、
あの主人公チームは非常にJOJOっぽいというかワンピース的というか、
一人一能力ものの亜流になってるんですね。
それぞれちゃんと見せ場があって。
オモチャとしては、どれも全然欲しくないんですが。


といったトコで、今日はおしまい。
今日は内容と関係ないですが、スーパージャンキーモンキーで。

この間、HEPでやってた楳図かずお先生の催し物を観てきまして、
非常に楽しかったんで、これで。
あの人はやっぱり狂っておるよ。

スーパージャンキーモンキー、フジロックはどうだったんだろ。
観た人いませんか?
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-inrainbows

ニッポン!(チャチャチャ)
ニッポン!(チャチャチャ)
ニッポニアニッポン!(チャチャチャ)

トキの繁殖の応援をしている間に、
W杯もすっかり終わりかけてしまっているようなのだが、
やはりとっくに終わってしまった
火曜日のゲキジョウ
【30×30 サーティー・サーティー】pair.2
『メカ万化 × はちきれることのないブラウスの会』、
ご来場いただいた方々、
誠にありがとうございました!
今さらですが!

今回は何故か無茶苦茶緊張しました。観てるだけなのに。
お腹壊しました。観てるだけなのに。

その甲斐あってか無くてか、
「はちきれることのないブラウスの会」、
年末にもう一本短いヤツをやらせていただく運びとなりそうです。
細かいご報告はまた後日!
首洗って待ってろバカヤロウ!

おっと失礼、
思わずアウトレイジ語が出てしまいました。
あの映画の副作用として、
いちいち語尾にコノヤロウ、バカヤロウを付けてしまう病気に罹りますね。

というわけで映画感想のコーナー。
今回は3本まとめてやります。
「ヒーローショー」「アウトレイジ」「告白」の
邦画暴力映画3本立て。
まだ観てなくて前情報入れたくないヤツは、
牛乳でも飲んでろコノヤロウ!

一言で暴力映画といっても、その扱いは3本様々で。
例えば「アウトレイジ」の暴力は、
どちらかと言えば、非常にコント的。
初期のたけし映画に於いては、痛みを伴う暴力描写というものに
非常に拘っていたと思うんだが、
今回は暴力をボケ、もしくはツッコミとして使ってる印象。
なので、どんなに残虐なシーンでも目を背けたくなるという事は殆ど無い。

また、同じく今までのたけしのヤクザ物で徹底されてきた
たけし自身の自殺願望が無くなり、
ラストではカッコ悪くとも生きる事を選んでいる。
そして、刑務所で余生をのほほんと暮らしている最中、
突然殺される。

たけしの中に自殺や破滅というロマンはもう無くなったのか。
しかしそれでも寿命を全うすることさえできず、サンピンに刺殺されるという
どうにも居場所のない現状、
少しばかりたけしの背中が小さく見える映画。

破滅のロマンや暴力に対する幻想が一切無いのが現代だとするならば、
その点を描ききったのが井筒和幸の「ヒーローショー」。

「岸和田」「パッチギ」にあった楽しい暴力が一切無く、
ただただ痛く、
拳によるコミュニケーションなどは無く、
その暴力は絶えず一方通行だ。
「岸和田」「パッチギ」での敵との関係が、
「嫌い過ぎて、ある意味好き」であるのに対し、
こちらは、「嫌い、っていうか、他人」とでも言うか。

たけしのヤクザ映画がどこか爽やかなのは、
あれはあくまでヤクザ、つまり暴力のプロの話、
プロたる者、目的の為に殺すことは厭わないし、
逆に殺される事も想定に入れているからだ。
覚悟があるのだ。
「死んだら死んだで終わり」
その考えがロマンにも繋がる。

反対にこのヒーローショーでの素人暴力は実に醜い。
責任を取ろうという人間が一人もいない。
唯一、ユンボを動かす為に呼ばれたおっさん、
アイツだけがプロであり大人だ。
実際、殺したのもあのおっさんだし。
あのおっさんには幻想がある。
あのユンボおじさんのスピンオフが観たい。

そういう素人暴力の映画ではあるのだが、
そんな矮小な素人暴力の前ででもビビりまくってしまうのが、
我ら一般人というものだ。
そんな普通の何も無いヤツをジャルジャル福徳が好演、
ビビってビビりまくって、
何もかもかなぐり捨てて、お母さんの胸に帰る。
アイツは芸人の道(それもそれほどのものではない)も降り、
もう恐らくやっては来ない暴力と相方の亡霊にビビりながら、
一生たい焼きを焼き続けるのだ。
色々と物議を醸しているらしい、あのラストシーンだが、
俺には無茶苦茶怖いラストに見えた。

「告白」という映画を考えるのが難しいのが、
前半と後半で大分印象が違う点。
暴力という部分で考えれば、
前半、松たか子の独白のBGMとして聞こえるクラスの喧騒、
熱血教師の存在などは、非常に暴力的。
クラスの下らない奴らが皆でギャーギャー声を揃えるだけで、
また、底の浅い善意や良心を誰かにぶつければ、
それはれっきとした暴力だと思うし、
あの学校の嫌な感じを見事に表現しているとは思う。
(あの嫌な感じを煮詰めて濃縮させるとヒーローショーになる)

だが、後半、あの爆弾作るカシコの学生(以下爆弾くん)と
松たか子の二人に焦点が当たっていくと、
映画としては普通になってしまう感じがした。
何と言うか二人のとんち合戦というか、デスノートみたいというか、
とにかく俺が知る社会とは別の世界の話になってしまう。

前半の松たか子先生の独白シーンが素晴らしいのは、
あの無自覚に暴力を撒き散らす糞ガキどもに、
確実に意識的に覚悟を持って暴力で返す所なのだ。
爆弾くんは全てにおいて自覚的でカシコな犯罪者、
つまりは怪物、映画内の住人なので、
彼に焦点が当たれば映画は現実味を失う。
(ただ、むしろエンターテイメント性は後半加速する。)

それでも、この映画が素晴らしいと言えるのは、
そんな怪物な爆弾くんを「お母さん」を交えることで、
普通の人に戻してからとっちめるという所。

大人を怒らせると怖いのだ。
俺も何かあった時子供にきっちり復讐出来るような大人になりたい。


今回は「告白」にも使用されてるレディへで。
使用された「Last Flowers」という曲の音源はレアらしいのだが、
映画の公開に合わせて、「IN RAINBOWS」にこの曲足して販売されるんですって。
商売うまい。

IN RAINBOWS。
良いアルバム、だと思います。多分。
なぜ多分、なのかといえば、
レディへは大体掛けてたら寝てしまうからです。
おやすみなさい。
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-vamos


オランダ戦は残念だった。

長年、日本人はオランダ人を苦手としてきていたイメージが強いが、
高阪剛の登場辺りから、
それほど苦手意識が無くなって来たように思う。

それまではその圧倒的な打撃の前に
悉くやられていたと記憶しているが、
これは偏にジャパン勢のテイクダウン力不足だったと言っていい。
グレイシー上陸前夜ならではの風景だったのだ。

現にその後、総合格闘技が完成されてからは、
その世代のオランダ勢はやはり悉く勝てなかった。
総合的に強いオランダ人の登場は、
アリスター・オーフレイムの台頭を待たなければならなかった。


というわけで、
サッカーの事は全く分からないので、
リングス・オランダについて物を言ってみたよ!
デンマークなんて全く分からん!
ニコラス・ペタスがデンマーク人らしいけど、
あれはもう極真出身の芸能人というか。


それはさておき、告知!
今日です!
面白く出来上がってるので、是非来い!

○火曜日のゲキジョウ
【30×30 サーティー・サーティー】pair.2
『メカ万化 × はちきれることのないブラウスの会』
2010年6月22日(火)
18:30(メカ) 19:10(はち)
19:50(メカ) 20:30(はち)
*交互に上演しますので、
ご都合に合わせて2本ご覧下さい。
*開場は初回18:00。以降は上演10分前です。
【会場】
インディペンデントシアター1st
*地下鉄堺筋線『恵美須町』駅
1-B西出口より左手(南)へ徒歩1分
http://www.ka-geki.com/map.html
【料金】
前売:1,500円 
当日:1,800円 *全席自由
*窓口にて「はちブラのチケットを所望」
とお申し付けください。
前売り料金にてご観劇いただけます。

★メカ万化『ナックルカーブをお見舞いするぜ!』
出演:高橋明文 
林裕介(劇団自由派DNA) 
細川博司(バンタムクラスステージ) 
福地教光(バンタムクラスステージ)
脚本・演出:美浜源八

★はちきれることのないブラウスの会
『S.O.S.(仮)』
出演:大沢めぐみ 有元はるか 長谷川千幸 村井友美
脚本:二朗松田
演出:河口仁
【スタッフ】
音響:須川忠俊(ALTERNAIT)
照明:南勇樹(芝居処味一番)

【お問い合わせ】
マーベリックコア
MAIL:mcore_ad@ybb.ne.jp
TEL:06-6568-8708
【火ゲキsite】
http://www.ka-geki.com
*この公演は【火曜日のゲキジョウ】に参加しています。
2010.5-2011.4 毎週火曜日、
in→dependent theatre 1stでカンゲキできる! 
http://www.ka-geki.com


サッカーといえば、このCD!
っていうか、これくらいしかサッカー関連持ってない。
ポーグスっぽくてかっこいいよ。

勝つのは俺たちだ!
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-life

私のことを渡辺謙とおっしゃる方がいるんですが、
とんでもない、mzd216です。

というネタも、
ケータイ役が木村カエラになり、
その彼女も妊娠結婚報道が出て、
随分と時期遅れの感が否めない訳ですが、
(と書いてる内にダースベイダーが)
そんな中、やはり今更
「アリス・イン・ワンダーランド」を
見てきました。

以下にはその感想めいた文章を掲載するので、
まだ観ておらず、
アリス情報を断っている人は、
3Dの夢でも観てて下さい。


どうでもいいけど、
一人で3D映画見に行くと、
3D眼鏡かける時、少し照れない?
俺だけ?


さて、天下のティム・バートン、
90年代以降、僕らナード系人間のそばに、
まるで渡辺兼の如く寄り添ってくれてたのだが、
ここ数作で少しずつ変化が生じてきた。
端的に言えば、大人になった。
既に彼は「僕らの代表」というタイプの監督じゃなくなってる。

「ビッグフィッシュ」「チャリチョコ」でも
そのことは分かるが、
今作でより分かりやすい形でそれを現してる。

アリスは序盤、不細工男からの求婚を保留にして逃走、
ワンダーランドへ行ってからも、
自らが期待の助っ人外人「アリス」であることを保留する。
所謂モラトリアムというヤツだ。

しかし、様々な局面を乗り越え、
自身のレベルを上げていくウチに、
助っ人外人としての自覚が芽生え、
相手チームのエースとの一騎打ちに勝利する。
チームメイトからは残留を求められるが、
現役引退の決意は固く、
アリスは自国へと帰り事業家として再スタートする…、

という、粗筋だけを書くと、
途中からアリスなんだか
デストラーデなんだか分からなくなるような話なんだが、
要は、妄想好きの少女が大人の階段を上り、
相川七瀬よろしく「夢見る少女じゃいられない!」と
社会参画していく話。
テーマとしては「千と千尋」に似てるかも。

ラスト近くそのアリスの
変わり身の早さに唖然とする。
さっきまで「同じ夢ばかり観るの…」とか言ってた女の子が、
いきなり貿易ビジネスの話始めて「次の目的は中国!香港もあるしね!」
と大変身を遂げるシーンは、
クラリオンガールから政治家になった
蓮舫を彷彿とさせる。させない。

ともかく、会社の窮状凄まじく、
その現実から逃げるためにワンダーランドに来た俺としては、
結局「いつまでも映画だの芝居だの言ってないで、
ちゃんと働け!」
と言われてしまったようで、
非常にショボンとしてしまった次第。

あと、流行りの3D映画を牽引した作品に、
もう一つ「アバター」があるが、
この二作、何となく似てる気もする。

どちらも現実逃避で幻想の世界へ飛び込むし、
その世界の外からやってきたヒーローとして皆を助ける。
デカ女フェチもあるし。

最大の違いはやはりラストという事になるのだろう、
「アバター」の彼はワンダーランドの住人になる方を選ぶ。
これは、キャメロンよりティム・バートンの方が大人、
というより、
悪い大人のキャメロンが子ども達をアバター星に連れてってしまった、
と見る。


表現の振り切り度と言う意味では、
やはりディズニーの看板が邪魔したのか、
フルスウィング、とはいかなかった様子。
次はもっとどうかしてるヤツをお願いしたい。


あと、ツイッターで、
マイミク(マイミク?)の方から
「資本主義の尖兵となり中国侵略」説を聞いたんだが、
確かにそう観ればどんどんそう見える。
赤の女王、すぐ死刑にするし、体のバランス悪いし。赤いし。

やはりアバターでも悪人チームは中国説があったな。
中国を敵視するのが今のトレンドなのかな。

でも、白組の大将、アン・ハザウェイは綺麗なんだけど、
物凄い馬鹿みたいにも見えるんだよな。
「向こう(中国)も酷いけど、
 ウチの大将も結構な馬鹿です」ってことなのか。
まぁ、それはいいです。


それはさておき、今週日曜日に
大阪にワンダーランドが登場するのはご存知か。
赤でも白でもなく、黒いのがやってきますよ!
-----------------------------------------------------------
6月13日(日)
 OPEN・16時~
 START・16時30分~
(黒鉄ゾンビの出番は18時くらいから)

料金・1500円(別途1ドリンク)受付で
「くろがねぞんびのチケットで」と言ってもらうと、悪い気はしません。

場所・「ライブバーD3」
地下鉄御堂筋線「西中島南方」1番出口より東へ。最初の交差点を北へ。
目印は交差点のローソン。ローソンから見て北西の角。
http://www.dcpro.jp/d3_access.html
-----------------------------------------------------------

よろしくお願いします。
あと、ついでのように
はちブラのライブもよろしくお願いします。

-----------------------------------------------------------
【30×30 サーティー・サーティー】pair.2
『メカ万化 × はちきれることのないブラウスの会』

2010年6月22日(火)
18:30(メカ) 19:10(はち) 19:50(メカ) 20:30(はち)
*交互に上演しますので、ご都合に合わせて2本ご覧下さい。
*開場は初回18:00。以降は上演10分前です。

インディペンデントシアター1st
*地下鉄堺筋線『恵美須町』駅1-B西出口より左手(南)へ徒歩1分
http://www.ka-geki.com/map.html

前売:1,500円 当日:1,800円
*全席自由

【チケットご予約】
http://www.ka-geki.com/perform/schedule.html

お電話でのお申し込みは・・・06-6568-8708(マーベリックコア)
1.公演名(30×30) 2.公演日(6/22) 3.お名前
4.ご連絡先(お電話番号) 5.チケット枚数
-----------------------------------------------------------

はちブラの日には、
京都でオザケンがやるらしい。
ということで、小沢健二。

この間のライブでは岡崎京子が来てたってね。
凄い話。
奇跡みたいなタイミング。
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-hped

美少女・成海璃子のパンク趣味に、twitterが騒然
http://npn.co.jp/article/detail/19051351/

取りあえずアレですよ、
執筆活動にしてもバンド活動にしても
また俺の指針が一つ定まったよ。

成海璃子に俺の何かしらを届かせる!
これだ!
これから先の俺の活動の全ては
成海璃子先生へのラブレターだ!

そして、そんな気持ちを込めた二朗松田脚本が、
来月、公演されるよ!

-----------------------------------------------------------
【30×30 サーティー・サーティー】pair.2
『メカ万化 × はちきれることのないブラウスの会』

2010年6月22日(火)
18:30(メカ) 19:10(はち) 19:50(メカ) 20:30(はち)
*交互に上演しますので、ご都合に合わせて2本ご覧下さい。
*開場は初回18:00。以降は上演10分前です。

インディペンデントシアター1st
*地下鉄堺筋線『恵美須町』駅1-B西出口より左手(南)へ徒歩1分
http://www.ka-geki.com/map.html

前売:1,500円 当日:1,800円
*全席自由

【チケットご予約】
携帯電話またはPCから『火曜日のゲキジョウ】専用フォームへアクセスして下さい。
http://www.ka-geki.com/perform/schedule.html

お電話でのお申し込みは・・・06-6568-8708(マーベリックコア)
1.公演名(30×30) 2.公演日(6/22) 3.お名前
4.ご連絡先(お電話番号) 5.チケット枚数

【お問い合わせ】
マーベリックコア
MAIL:mcore_ad@ybb.ne.jp
TEL:06-6568-8708

【火ゲキsite】
http://www.ka-geki.com
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置きチケも対応してるはずなんで、
行けるかどうか分かんないけど、
行きたい気はあるという人はご連絡ください。
当日券を買う人は「はちブラの二朗松田のチケットをください」と言いなさい。

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はちブラの第二回公演になるんですかね。
でも、余所様の企画だし時間短いし対バンなんで、
第1.5回公演、くらいにしておきましょうか。

タイトルはまだ迷ってるんですが、
一応『S.O.S(仮)』としてます。
多分これで決定でしょう。

内容は、
一つのバスに乗り合わせた
人生の岐路にいる女性四人の群像劇。

ジャンルは、
アクション・サスペンス、とでもなるでしょうか。
『ポセイドン・アドベンチャー』と同じジャンルだと思います。
何ならタイトルを『ポセイドン・アドベンチャー2』と名付けても良いくらいです。
もうあるので付けませんが。

さて、皆さんもこのバスに乗ってみませんか?
(エチケット袋持参で)


でね、成海璃子さんのCD棚に
「奇形児」「あぶらだこ」「猛毒」「スターリン」「村八分」
なんかが並んでた事で、
俄にここら辺の音楽が何となく注目されている雰囲気があるじゃない。

こういうのを観ると、
誰か有名人がウチの芝居観て褒めてくれないかなぁ、
とか思いますよね。
殆ど、ウチにもドラえもん来ないかなぁレベルの話だけど。

というわけで、見に来てくれる有名人も募集してます。
何なら見に来なくても、
ツイッターに「はちブラ、面白い」と書いてくれるだけで良いです。


あ、あと、前回にも書いたけど、
月1くらいのペースで、
コミュニティFMに寄せてもらってます。

何か俺、映画のコーナーに放り込まれてるけど、
映画語れる程の知識なんか無いけど良いのかな。
じゃあ何が語れるんだと言われても
何も無いんだけど。

〇南大阪コミュニティfm826
【南陽・ほっそんのバンクラ・ラジオ!】
毎週金曜よる10時~。
講談師・旭堂南陽と、映画監督・細川博司が映画、演劇、音楽その他をネタに妄想トークを繰り広げます。
*圏外の皆様はインターネットの同時中継(放送と同時間帯)でお聴きいただけます。
下記URLへアクセスしてください。
http://www.fm826kai.co.jp/info/radio.htm


ここで奇形児とかあぶらだとかのCDを挙げたいとこだけど、
残念ながら持ってない。
ちっちゃい頃の宝島を読んで、
ここら辺の音楽に興味を持ちながらも、
どこで買うかも分からなかったし、
それ以前に買う勇気も無かったんだ。

という訳で、やはり成海璃子先生のCD棚に並んでいたという、
はっぴいえんどで。
通称ゆでめんですね。
漫画「さくらの唄」で市ノ瀬の級友が
部屋で割ってしまう事でも有名です。
俺の中では。
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

高城剛は「オールマイティパス」を持っていたが、
先週期限が切れたのだ。

というネタをツイッターで呟いたんだけど、
高城剛が持ってるのは、
どちらかと言えば「悪魔のパスポート」かな。


さて、ここんとこ色んな物を見聞きしましたよ。
出たりもしたし。

その色々をざっと。


まずは、「アバター」。
いやー、凄かったなー。
既に半分忘れかけてるけど。
以下にはその感想を少し語るので、
アレな人は3Dメガネを落としてやっさんの真似でもしてて下さい。

何が凄いって、
お話、技術、時代、その他諸々完全に合致してるのが凄い。

まず、違う肉体に自分の意識を入れて、
別の世界に入って行く、
っていう設定は、それがそのまま3Dメガネの意味に繋がる。
つまり、主人公ジェイクが感じてた感覚が
3Dメガネによって我々にダイレクトに伝わるように出来てる。

初めて見たナヴィの娘(以下ナヴィ子)は、
実に不細工で感情移入など出来ようも無い、
しかし実際映画を終盤には彼女に欲情する程に思い入れていた。

ジェイクが葛藤しながらも彼女を愛すプロセスを、
我々は全く同じタイミングで感じていたのだ。

お話は一見、古き良きアナログ文明vs権力暴力、
というよくある形に思えるが、
ナヴィ星(名前なんだっけ)の生物全てが
ネットで繋がってるという設定を加える事で、
現在のネット文明vs権力暴力に早変わり。

シガニー・ウィーバーが、会社がでかい大木を倒した事に
ぷんぷん怒るシーンがあって、
アレなどは昨今の中国のネット規制などを想起させる。

最近俺自身ツイッターにはまり過ぎのきらいがあるんだが、
ナヴィ星のネットの在り方はツイッター的。
キャメロンがツイッターを観てこの設定を考えたのかどうかは知らないけど、
ともかく、ちゃんとツイッターを観てお話を考えたはずの
北川悦吏子とは雲泥の差がある。
(これもさんざんツイッター上でつぶやいているが、
 ツイッターでツッコみながら観る「素直になれなくて」は最高なので、
 みんなもツイッターにおいでよ!)

ラスト近く、ナヴィ体ではなく現実のジェイクが、
ナヴィ子に抱かれるシーンがある。
現実の自分は小さくて弱くて情けない存在。
そんな自分をナヴィ子は優しく抱いてくれるのだ。
キャメロンは自分の性癖を、いや男が持つ普遍的な性癖を、
見事に暴露して表現してみせた名シーン。
藤子F先生の「やすらぎの館」と繋がった。

ラストシーンに関しては、
もしかして賛否両論あるのかな。
例えば「もののけ姫」のアシタカは結局の所、
向こうには行かない。
愛する人と一緒に居る事ではなく、
人間界の中で生きる事を選択する。
片や、ラストサムライのトムクルは向こうに行っちゃう。

ここら辺の違いは日米の差なのだろか。
言ってしまえば、アメリカ人的には、
アメリカの文化なんて歴史も大した事は無いので、
それ以外に大きい価値観を見つければ、
そっちにダイブする事も比較的容易、
でも、日本人はそこまで自由になれない、のかな。
どうだろ。

何にせよ、これが宮崎作品なら、
多分ジェイクはみんなと一緒に地球へ帰ったんじゃないかな。
押井作品なら、ナヴィ星ネットに漂うゴーストになる、と。

うわ、アバターだけで長文になっちゃったな。
まだ語りたいこといっぱいあるけど、強制終了します。

次。

えー、先週バンクララジオに出ました。
楽しかったけど、番組としての形は成してなかったような気がします。
これからも月イチくらいで出る予定です。

http://www.fm826kai.co.jp/info/radio.htm

FM826のネットラジオ
「南陽・ほっそんのバンクララジオ」(毎週金曜22時~24時)

次。

映画「プレシャス」を観てきました。
不幸のどん底で生きる女の子の話なんだけど、
無理して綴るほど、この映画に対しての言葉を持ってないので、
感想などはちょっとやめときます。

でも、モニークは良かったなー。
娘をボロクソに罵倒するシーンがあるんだけど、
それ自体が物凄くカッコいいラップになってた。
あと、マライヤ・キャリーとレニクラも良かった。

次。

シアターシンクタンク万化公演「ホワイトライ」。

二年間の休止、突然の訃報、それでも過ぎていく時間、
様々な事を乗り越えての今公演だけあって、
流石の力作でした。
問題は力作過ぎ、というか。

端的に言えば、身内に不幸な事故があり、
そのせいで夢見がちになってしまった30女が、
目を覚ましてちゃんと生きようとする前日の話、
なんだけど、
それを彩る膨大な情報量がお客さんの心を相当戸惑わせたようで、
検索を掛けても感想が殆ど出てきません。

察するに、序盤の数術云々で理解を諦めたお客さんが多く居たのでしょうが、
そういうお客さんへの配慮が何かあればなぁ、と。
それがアフタートークだったのかもしれませんが、
如何せん時間が短すぎた。
webラジオ「ボンクラジオ」もありますが、
あそこは設定や世界観を説明してくれる場になりそうにもないし…。

芝居自体は脚本にも役者にも情念が乗ってて素晴らしかったです。
正直泣きかけました。

次。

ホワイトライを見終えてすぐにほっそんさんに連れられ、
LINX'Sという演劇イベントを観にいきました。
7ほどの団体が20分ずつネタを披露するというスタイル、
言わば、演劇のロックフェスとでも言うような。

中でもミジンコターボさん、ステージタイガーさんには感心させられました。
オモロい奴らはまだまだ居るのだな。

ただ、フェスっぽいだけあって、
空気が若いというか軽いというか、
少し静かな芝居をやる劇団にとっては
若干アウェイで厳しい舞台なのかな、という気も。
オアシスの裏のブラッククロウズがスカスカだったように。
アクモンがやってるそばのステージで
矢野顕子が「うるさいねぇ」と呟いたように。

まだまだ発展途上ではあるだろうけど、
演劇を志すものの熱、みたいなものは、
ビンビンに感じるイベントでした。


バンクララジオのOP曲は、
俺が何曲かそれらしい曲を選んだ内の一曲、
それが、サンシャイン・アンダーグラウンドの「Put You In Your Place」。
イントロの感じが、何となくラジオ始まりそうな感じするな、と。
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-uwasa

盗んだバイクが走り出す!
(誰も乗ってないのに…)

mzd216です。
何やかんややってたりやらなかったりしてます。

取りあえず、映画の脚本は終わりました。
あとはアレを監督さんに大幅に改稿してもらって、
映画を作ってもらいます。
俺は見守る、という作業に移ります。

また、6月の何日かに30分と短いお芝居やります。
はちブラです。
メカ万化なる謎のユニットとの対バンです。
これはまた後日詳しい情報を載せます。
今、これの脚本書き中です。

近い所では、
4/23、来週金曜ですね、
今回書いた脚本を見事な映画に仕上げる人、
ほっそんさんがパーソナリティを務めるFM番組に
少し出ます。

南大阪コミュニティfm826
【南陽・ほっそんのバンクラ・ラジオ!】
毎週金曜日よる10~12時放送。
講談師・旭堂南陽と、映画監督・細川博司が映画、演劇、音楽その他をネタに妄想トークを繰り広げます。
*圏外の皆様はインターネットの同時中継(放送と同時間帯)でお聴きいただけます。
下記URLへアクセスしてください。
http://www.fm826kai.co.jp/info/radio.htm

何でも、観た映画の話をしろ、
という事なので、
以下にはラジオの台本がてら、
観た映画の感想などを書こうと思います。

観たのは、「ハートロッカー」と「第9地区」。
まだ観ておらず、情報をシャットアウトしたい人は、
ナイジェリアヤクザからキャットフードでも貰ってて下さい。


まずは「ハートロッカー」。
元旦那が撮った「アバター」を抑えて、
見事アカデミー作品賞に輝きましたね。

でも、観た動機としてはそこは正直どっちでも良くて、
余所でも書きましたが、
専らライムスター宇多丸師匠のポッドキャストで
繰り広げられた町山智浩さんとのバトルトークが
聴きたかったんですな。
観てないと話に付いていけないと思って。

で、実際この作品、誤解を招くように作られてるんだ。
特に冒頭のコピー、「戦争は麻薬」ってやつ。
あれに相当惑わされる。

主人公は戦場でズタボロになるんだけど、
家に帰ったら帰ったで、なーんの実感も無い生活。
そしてまたジャンキーのように戦場に戻っていく…、
っていう映画だと思ってた。

ところが町山さんはそうじゃない、と。
あれは実情を知っても尚かつ戦場で自分のやるべき事をやる、
覚悟を背負った男の話だと。
ラストシーンは思考停止した男の顔じゃない、
エンディングで流れるミニストリーを含めて考えろよと。
詳しくは各自で聴いてほしいんだけど。

http://www.tbsradio.jp/utamaru/index.html

でも、ネットで他の人の感想観たら、
町山派の見方してる人なんて全くいないんだよな。
アメリカでもそうだとしたら、
そんな状況で獲ったアカデミー賞って何なんだろう。


その点、あまり難しい事は考えないでいいのが、
「第9地区」。

これが実に楽しい映画!!
楽しい、て言っちゃったら語弊あるか。
宇宙人でも地球人でも人は基本みんな野蛮人!
ってことがよく分かる素敵な映画。
とにかく2010年俺デミー作品賞、今のところの最有力候補です。

あまりに楽しかったので、
この映画の舞台となったヨハネスブルグについて
少しネットで検索してみた。
するとこれが非常に面白い。

『死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ』
『地獄に一番近い街ヨハネスブルグ』
『世界最悪の犯罪都市』

何がなんだか分からんがとにかくやばい土地らしい。
そして、wikiの「南アフリカ共和国」の中にこんな記述があった。

『15~49歳のHIV感染率が21.5%』

『「処女とコンドームを使わずに性交をすれば完治できる」といった悪質なデマ(「悪い病気は健康な他人に伝染せば病魔が身体から出て行く」というシャーマニズムから由来した呪術的迷信)が流布したため、非白色人種、特にまだ10代前半の黒人少女がHIV感染患者から強姦され感染するケースが多発』

『市街地に流れ込んできた職のない黒人たち(周辺諸国からの不法移民含む)が、不法入居者として住みつき、麻薬取引をはじめとする犯罪の温床と化した』

なるほど。
劇中、ナイジェリアヤクザが、
宇宙人パワーを身につける為に宇宙人食べたり、
宇宙人相手の売春商売をやったりするシーンがあるけど、
描き方としては決してオーバーではない訳だ。

監督ニール・ブロムカンプは18歳までヨハネスブルグで育ったそうだから、
こういうアフリカ黒人のよく分からない文化を日常的に観てきたんだろうな。

とにかくアフリカ黒人も宇宙人もついでに白人の方も
人とつくものは全員野蛮人に描いていくんだけど、
宇宙人の中に理知的な人が出てくる。

ハートロッカーでも近い表現があったけど、
野蛮人だと思ってた種族にインテリが居て、
その種族を見る目が少しずつ変化していく。

ああ、野蛮野蛮と思ってたけど、
きちんとコミュニケーションを取れば、
エビちゃんとも分かり合えるんだ。

と、思ってた所で、
ラスト、エビちゃんたちの最も野蛮な部分を見せつけて映画は終わる。
観ようによっては、
「うわ、こんな奴らやっぱり分かり合えねえ、
 アパルトヘイト政策もしゃあない」
と感じかねない決着の付け方でもある。

それはともかく、
主人公が包帯外すシーンはモンスターエンジンを彷彿とさせるし、
ロボットに乗って武器機能を探すシーンはアムロさながらだし、
ニールよ、ホントに好き勝手にやりやがったな、
といった印象です。
好印象です。

で、これ、続編が企画されてるらしいんだよなぁ。
「第10地区」ですって。
確かに説明不足な点はいっぱいあるけど、
これはこのまま終わらせといた方が良いような気もするけどな。


今回は宇多丸さんも出てきたことだしライムスターで。
ライムスターはHIPHOP耳を持たない俺でも聴けるHIPHOP。
これ以上深くなると無理な気がする。

でもライムスターはスクービーとか清志郎さんとかCKBとか、
他所とやった時の方が好き。
もっと言えばラジオの方が好き。