俺が北海道に行ってる間に、
榊原代表とタイソンが握手したり、
PRIDEとタイソンがファイト契約を結んだり、
洋介山がタイソン戦に名乗りを挙げたり、
色々あったようで、俺はすっかり浦島太郎状態なのだが、
そんな長い長い永遠にも思えた時間も終わりは来る。
RISINGSUN ROCK FESTIVALに関する述懐(その4)
8/20(日)
何とかライジングするサンも臨め、
WESS山本さんの挨拶も終わり、
(と思ったら、そっからまたKEMURIが出てきて1曲やって、
でまた山本さんが挨拶し)
場内は昨年同様、U2が流れ、終幕を演出する。
また来年。
我々はバスに乗り、新千歳空港に。
構内は同じTシャツの高校生が一杯。
駒苫の生徒諸君だ。
甲子園へ決勝戦の応援に行くようだ。
その日で終わらない事も知らず。
そして次の日敗北する事も知らず。
北海道最後の飯、折角なのでまだ食してない海産物を。
海産物を食わせてくれる店は沢山あったが、
手頃な値段の店をチョイスする。
ウニ、エビ、イカ、その他色々入っている雑多なメニューを頼むが、
空港内で出る飯等どこもろくなもんじゃないし、
材料も料理人も大した事ないだろうと高をくくって一口、
んまーい!
その後、飛行機は離陸、着陸、
バスに乗って神戸に。
バスで隣に座った同じエゾ帰りの女の子は、
よっぽど疲れていたのだろう、
ヨダレを垂らしながら、
俺が十数回肩を叩いても起きない程熟睡していた。
斯く言う俺も、家に帰り一度ベッドに横たわると、
そこから15時間起きなかった。
旅が終わり、次の記憶が会社というのは何とも悲しい。
さて、ここで総括。
今年も色々観たエゾロックだが、
改めて振り返ってみると、
結局昔から聴いている’90sアーティストばかりを観てしまった。
まぁ、当たり前と言えば当たり前なのだが、
もうちょっと冒険しても良かったかも。
でも、冒険した小谷美紗子とドーパンがガツンと来なかったしな。
今回はサプライズな出会いは無かったかも。
今回のテーマは「如何に踊れるか」であった。
今にして思えば。
日頃のライブではそれ程踊る事も無く、
比較的後ろの方で、ディレクター面して、
「フム、彼らなかなか良いね」みたいな感じで観ているのだが、
エゾではついつい無闇に身体が動く。
エゾの作り出す非日常空間に一度入ると、
自分が自分で無いような一種の躁状態になってしまうのだ。
そんな状態でライブを観るんだから、
そりゃ踊れるかどうかが判断基準となる。
その判断基準で行くと、
ベストアクトは自ずと、
初 日 ZAZEN、
二日目 ズボンズ、
となる。
ROCK 'N' ROLLが、
「ROCK」と「ROLL」に別れるならば、
この二バンドはROLLを過剰に感じさせてくれるバンドだと思う。
もう一つROLL量過剰バンドを挙げれば、
やはりニートビーツ。
こいつらの、“敢えてやる”という精神が素晴らしい。
このアルバムも潔くて良し。
ジャケも可愛い。
他に素晴らしかったアクトは、
真心、民生、InK、モーサム、ベンジー。
それに三人の侍、魂(with 向井徳次郎)、ゆら帝、
クロマニヨンズが続く感じ。
以上にて、「君、整理?」~旅情編~を終了。
ここまで読んで下さった方、お疲れ様でございました。
明日からは通常営業に戻ります。
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