「chatmonchy has come」チャットモンチー | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

hascome


北海道はでっかいどう。
人は皆、口を揃えてそう言う。
果たしてそれは事実なのか?
それを確かめるべく、私は北の大地へ飛んだ。

以下には、その記録と結果を記す。


RISINGSUN ROCK FESTIVALに関する述懐(その1)

8/17(木)

早朝、阪急十三駅に待ち合わせるも、
慣れない阪急電車のため時間を読み違い、
いきなり遅刻する。

伊丹空港へ着けば、荷物チェックで
昨年から入れっ放しにしてたカッターが引っ掛かる。

新千歳空港へ到着。
取り敢えず、札幌へ行く為に地下鉄。
自動改札に切符を裏向けて入れると関西では問題無いが、
こっちでは通してくれない。

いきなり蹴躓いた今回の旅、前途多難の予感。


この日は観光日。
本当なら色んな所に行きたいが、
昼からの数時間ではロクに動けない。

色々逡巡した結果、イサム・ノグチがデザインしたと言う、
モエレ沼公園に行く事にする。

その前にベタに大通りでとうきび、
雪印パーラーでアイスを喰らう。
んまーい。
思い出すのは、炎の転校生。

一応、テレビ塔、時計台を眺める。
どうという事もない。
札幌には名所が無いので
無理矢理名所に仕立て上げたとしか思えない。

途中、予約したレンタカーにCDが付いてると思い込み、
ブックオフで5枚程中古を買い込むが、
(うつみようこ、ロバート・ランドルフ、すかんち[250円]等)
回ってきた車にはラジオしか付いていなかった。


モエレ沼到着。
札幌から近い、という理由だけで選んだこの地だが、
これが素晴らしかった。

北海道の自然を見事に利用し、見事にデザインされた、
美し過ぎる公園。
ゴミ箱が無いにも拘わらず、ゴミが落ちていない。
北海道民は民度が高い。
エゾロックもクリーンなはずだ。

B.U.P曰く
「これが大阪なら、人が住み着く」
確かに。

維持費も半端で無いはずだが、
入場料はタダ。
財政的には大赤字なんじゃないだろか。

レンタサイクルで明日の事は考えず、ブンブン爆走。
あまりにカッコ良いデザインのブランコに32歳、ブンブン爆揺れ。


札幌に戻って、チェックイーン、
そして、すすきのでジンギスカーン。
んまーい。

人気店は軒並み一杯で、
仕方なく適当に空いている店に入ったのだが、
それでも篦棒に旨い。
そして、異常に安い。
一人前700円ってどういう事だ。
人間の命は地球より重いが、
どうやら羊の命は北海道では激安な模様。

すすきのは日本でも有数のソープ街、
実際、夥しい程にソープが多い。
またソープに「ソープ」と書いているのは新鮮に、
またその看板に昭和に感じる。
大阪にはソープは既に無いし、
神戸福原でも店先には
「ソープ」とは書いてなかったんじゃなかったか。

ジンギスカン&ソープ。
正に肉欲の街、すすきの。
駒苫田中投手もこの街で筆下ろししたに違いない。


ここで、豪雨。
明日の天気が心配。


宿に戻り、寝る準備をしていると、
BSで昔のストーンズのライブ映像、
「THE STONES IN THE PARK」が放映されており、
思わず最後まで観てしまう。

69年にハイドパークなる公園で行われたこのライブは、
この映画を信じれば50万人もの客を集めたらしい。

ヒッピー、ヘルズエンジェルス、色んな人種が映し出されるのだが、
総じて、皆昨今のフェス客の10倍悪そうだ。

そして、肝心のストーンズの演奏はヘロヘロだ。
まず、チューニング自体が合ってない(きっとキース)。
しかしこの時代のストーンズだけが持つ
凄みのようなものはビンビン感じる。
ラストのアフリカ土人を交えた「悪魔を憐れむ歌」は圧巻。
明日の予行演習とばかりに、俺もベッドで踊る。


結論。
北海道はでっかいどう!
肝心のRSRは次号!!


chatmonchy has come。
デビューミニアルバム。
今現在、すすきのの下衆さから一番遠いバンド。
世界最北のブックオフ(未確認)にて購入。
何とも初々しい、
それでいてダイナミック。
ただ、サマソニで観た衝撃程には至らず。


チャットモンチー, 高橋久美子, 橋本絵莉子, 福岡晃子
chatmonchy has come