「REVOLVER」THE BEATLES | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

revolver


時は既に12時を周り、
日付は7月7日。

つまりは七夕である。

昨夜、スーパーの前に飾ってあった笹飾りには、
結構しっかりした字で
「大人になりたい」と書いた短冊があった。

本気でそれを願うなら、
星にお願いするという行為自体、逆効果だと思う昨今、
皆様はどんなお願い事を星にかけるのだろうか。

しかし、ロックファンであるならば、
ここは織姫と彦星ではなく、
もう一人の星(スター)に願うべきではないか。

そのスターとは、
そう、リンゴ・スターだ。
7月7日はリンゴの誕生日なのだ。

リンゴは80年代を苦しみの中で過ごした。
ジョンは暗殺され、自らのレコードは売れない。
彼はそんな日々の中で重度のアルコール依存症に陥ってしまったのだ。
更生施設での治療の毎日……。

しかし、挫けそうになるリンゴを支えたのは、
愛妻バーバラ・バックだった。

面会もろくに出来ない中、
バーバラはリンゴに一通の手紙を送った。

『愛するリンゴ。

 貴方は今、自分との闘いに苦しんでいる事でしょう。
 それでも、私は貴方が酒に打ち克つ事を信じています。

 もし貴方がアルコール依存症を克服したなら、
 我が家で、私たち二人だけでお祝いをしましょう。
 期日は……そうね、貴方の誕生日の7月7日に。

 待ってるわ。

  貴方のバーバラより』

そして、7月7日。
バーバラは家を飾り、リンゴの帰りを待った。
日はとっくに沈み、料理はすっかり冷えてしまっている。
彼女が諦めかけたその瞬間、家中にチャイムの音が響いた。

バーバラが慌てて、玄関へ出ると、
そこには元気そうなリンゴが立っていた。
二人は無言で抱きしめ合う。

「……お帰りなさい」

「ただいま。
 さぁ、祝杯をあげようじゃないか」

「ダメよ、折角お酒止めたのに」

「なぁに、お酒じゃない。
 コイツさ」

リンゴの片手には宝酒造「すりおろしりんご」が握られていた……


当然ながら、この逸話は
Wikipediaのリンゴ・スターの項を見ながら今適当に俺が作ったのだが、
どうだろう、こんなロックな七夕伝説を胸に描きながら
空の星に願いを込めてみては?

まぁ、リンゴに祈った所で、
何となく地味な願いしか叶いそうにない感じはするが。


リボルバー。
なんだか変な一枚。
リンゴ作の曲は無いようだが、
「イエロー・サブマリン」での
藤波辰巳「マッチョドラゴン」ばりの
脱力ボーカルが素晴らしい。


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