ミサイルが俺のアタマに
落ちて嫌になっちまった
どうにも助からない気分
イカサマシルク燃やしてよ
垂れ流れた中身
止めてくれないか
泣きそうなんだ
今日も俺は昼休みにいいとも！を観るべく、
急いで自分のウチに戻ったのだが、
テレビを点けると何やら様子がおかしい。
タモさんはグラサンを外し、
カンペを手に下手くそな朗読を披露している。
新コーナーだろうか？
その割には爆笑も品庄もいない。
タモさんの、
イカンだとか、キョウイだとか、
マンギョンボン号の入港禁止だとか、
ジョンボンジョビの来日中止だとか、
何やら穏やかでは無い単語が羅列される朗読は続く。
しかし、何かがおかしい。
時間的にはもうテレフォンショッキングに入ってるはずだ。
そして、俺は気が付いた。
この男は……タモさんではない！！
安倍晋三だ！！
官房長官が今日のテレフォンのゲスト！？
ソニンが安倍晋三を紹介！？
そんな馬鹿な！！
第一、それなら隣にタモさんが居るはずだ。
では、本物のタモさんはどこに！？
安倍！！貴様、タモさんをどうした！！
しかし、安倍の姿は程なくして消え、
何事も無かったかのように、
タモさんは画面に登場、
テレフォンのゲストは平山あやだった。
どうやら俺が観たモノは最初のコーナーと
テレフォンの間に挟み込まれた、
臨時ニュースだったようだ。
こういう急な事件事故があった際、
いいとも！は希にお休み、もしくは短縮となる。
短縮になった場合、
その悲しい報に心を痛めながらも、
ニュースが終わり次第、その重い空気を振り切って
タモさんは笑いを生まねばならない。
それが20年以上、日本の正午を任された男の宿命なのだ。
そんなタモさんの心中を勝手に想像して勝手に感動してるわけだが、
既に高齢で降板も囁かれるタモさんに、
要らぬプレッシャーを与える北朝鮮の行為は
決して許されるものではないのである。
ミサイルが俺のアタマに
景色が変わっちまった
どうにも気に入らない気分
イカサマシルク燃やしてよ
チカチカのパーティ
止めてくれないか
吐きそうなんだ
アベの名前も出たので、
ついでにタモさんもミッシェルとは関わりが深いので、
カサノバ・スネイク。
思い入れだけで言えば、
「カルト～」「ハイ・タイム」等初期の方が情は大きいが、
音楽的には、ベストと言っていいだろう。
この頃のミッシェルは世界で一番格好良かった。
Thee michelle gun elephant, チバユウスケ
カサノバ スネイク
Thee Michelle Gun Elephant
Casanova Snake