明けましておめでとうございます!
今年もこのくらいの速度で更新しようと思います。
なかなか更新出来なくてすみません。
頭の皮を削いで謝罪したいです。
という訳で、「イングロリアス・バスターズ」観てきたよ!!
それも12月も20日の話だけどな!!
以下にはその衝撃を語るので、
まだ観ておらず、内容をびた一文知りたくない人は、
さっさと映画館行けっての!!
もうやってない?
知らん!!
いや、ホント間に合って良かった。
俺デミー最有力候補作。
これかグラントリノかだな。
イーストウッドの2本とこれが同年に公開されたってのは、
何か感慨深いね。
この映画は今更云うまでもなく、
「映画の逆襲」な訳だけど、
人のブログを読んで膝を打ったのが、
まず、オープニングシーン、
あの真っ白のシーツはスクリーンのメタファー、
奴らは映画の外から仕分けにやってくる!!
ってこと!!
なるほど!!
ドイツ映画女優、フランス映画館主(ユダヤ人)、
イギリスから来る男も元映画評論家、
さしずめこの作品は映画連合軍vsナチス。
善戦虚しく映画連合軍は全滅する(バスターズは多分映画とか観ない)。
しかし、連合軍死すとも映画は死せず!!
9回裏満塁逆転ホームラン、
最後は映画そのものがナチスのチョビヒゲを焼き尽くす!!
あれ!?
歴史変えた!?
構うものか!!
ゲッベルスは映画を利用しようとする。
多大なる戦果を上げたドイツ兵を主役にし、士気高揚の為の映画を作る。
つまりは洗脳目的のプロパガンダ映画。
洗脳目的のプロパガンダ映画?
今の映画と変わらねぇじゃん、下らねぇ!!
畜生、全部燃やしちまえ!!
そんな意味が有るのか無いのかは知らんが、
とにかくあの映画館のシーンは映画史に残る名場面。
タランティーノという監督はCMやら何やらを見るに、
どうも勘違いされているように思うんだが、
今一番映画らしい映画を演出できる監督だと思う。
去年から俺も全員死ぬようなお話書いてるんだけど、
そのお手本のような見事な脚本。
分かりきった勝負なのに、見終えて負けたと思いました。
各章に出てくる密室での会話劇。
これだけで十分銭取れるレベル。
映画ってこういう事だったよなぁ、って思うよホント。
今日の一枚、
タランティーノはここから始まったってことで、
(ホントはレザボアだが、一般人にまで名が知れたのはこれから)
パルプ・フィクションのサントラ。
タランティーノの選曲って音楽界まで変えちゃうから凄い。
ホント良いセンスを持ったオタクなんだな。