「パルプ・フィクション」V.A. | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-pulp

明けましておめでとうございます!
今年もこのくらいの速度で更新しようと思います。
なかなか更新出来なくてすみません。
頭の皮を削いで謝罪したいです。


という訳で、「イングロリアス・バスターズ」観てきたよ!!
それも12月も20日の話だけどな!!

以下にはその衝撃を語るので、
まだ観ておらず、内容をびた一文知りたくない人は、
さっさと映画館行けっての!!
もうやってない?
知らん!!


いや、ホント間に合って良かった。
俺デミー最有力候補作。
これかグラントリノかだな。
イーストウッドの2本とこれが同年に公開されたってのは、
何か感慨深いね。

この映画は今更云うまでもなく、
「映画の逆襲」な訳だけど、
人のブログを読んで膝を打ったのが、
まず、オープニングシーン、
あの真っ白のシーツはスクリーンのメタファー、
奴らは映画の外から仕分けにやってくる!!
ってこと!!
なるほど!!

ドイツ映画女優、フランス映画館主(ユダヤ人)、
イギリスから来る男も元映画評論家、
さしずめこの作品は映画連合軍vsナチス。

善戦虚しく映画連合軍は全滅する(バスターズは多分映画とか観ない)。
しかし、連合軍死すとも映画は死せず!!
9回裏満塁逆転ホームラン、
最後は映画そのものがナチスのチョビヒゲを焼き尽くす!!
あれ!?
歴史変えた!?
構うものか!!

ゲッベルスは映画を利用しようとする。
多大なる戦果を上げたドイツ兵を主役にし、士気高揚の為の映画を作る。
つまりは洗脳目的のプロパガンダ映画。
洗脳目的のプロパガンダ映画?
今の映画と変わらねぇじゃん、下らねぇ!!
畜生、全部燃やしちまえ!!

そんな意味が有るのか無いのかは知らんが、
とにかくあの映画館のシーンは映画史に残る名場面。


タランティーノという監督はCMやら何やらを見るに、
どうも勘違いされているように思うんだが、
今一番映画らしい映画を演出できる監督だと思う。

去年から俺も全員死ぬようなお話書いてるんだけど、
そのお手本のような見事な脚本。
分かりきった勝負なのに、見終えて負けたと思いました。

各章に出てくる密室での会話劇。
これだけで十分銭取れるレベル。
映画ってこういう事だったよなぁ、って思うよホント。


今日の一枚、
タランティーノはここから始まったってことで、
(ホントはレザボアだが、一般人にまで名が知れたのはこれから)
パルプ・フィクションのサントラ。
タランティーノの選曲って音楽界まで変えちゃうから凄い。
ホント良いセンスを持ったオタクなんだな。