「ジェットにんぢん」GO!GO!7188 | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

jetnindin

昨日のお昼間、やけに街がぼやけて見えると思ったら、
黄砂が飛んできてたらしい。
あれに細菌兵器とか混ぜられたら日本は全滅だなぁ。


そんな事はさておき、
昨夜はmちゃんに付いてって、
GO!GO!7188のライブを観てきた。

昭和歌謡+パンクという
分かりやすいスタイルで登場したこの3人組、
デビュー当初は好感は持てるが、
アルバムを買うには至らない
いわば「心の二軍」バンドだった。

しかし数年後「浮舟」という素晴らしい曲を発表し、
俄然気になるバンドに急成長、
今回mちゃんからのお誘いを受けた次第。

7188を観るのはこれで3度目だが、
どちらもフェスでだったので、
彼(女)らの実力が十分に
発揮される前に終わった感が強く、
一度単独でその実力を体感してみたかったのだ。

結果から言えば、
心底凄い!と言う程ではなかったが、
技術的にも楽曲的にも数段レベルアップしており、
キッチリ音楽を奏でるバンドに成長していた。

所謂「女の子バンド」というものは、
その可愛さと若さがどうしても前に出てしまい、
一時はそこそこ売れても数年経てば忘れられる、
という傾向があるように思うのだが、
そんな中で彼女たちは、音楽という武器を磨いている。

この場所で何とかサヴァイブしてやるという気概が見え、
何とも心強い限り。


客層はやはり若年層が殆どだったが、
40を越えてそうなおっさんもチラホラ。
若くて可愛い女の子が居れば、
そこにアイドル要素を見出すタイプの
おっさん達と見受けられる。

若い客は皆7188のライブに慣れている様子で、
ここぞと言う時に綺麗に揃ったコールが起こる。

中でも、「ジェットにんぢん」のラストで、
「昔流行った歌手の名前はジッタリンジン」
という失礼極まりない歌詞があるのだが、
その「ジッタリンジン」の部分をボーカルは唄わず、
代わりに観客が全員でコールするというシーンがあった。

全然関係ないバンドの名前を全員で叫ぶという状況は、
今まで色んなライブを観てきたが初めての経験だ。

ジェットにんぢん。

この曲を初めて聴いた時は、
あまりに内容の無さに、こいつら絶対消えると思ったものだが、
今回彼女達の成長ぶりを目の当たりにし、
人間の可能性とは無限なのだと改めて教えられた。


GO!GO!7188, 浜田亜紀子, なかにし礼
ジェットにんぢん