最近、しょぼいCGにてクイーンのライブを再現するという
誰も得をしないようなCMがある。
フレディは変に丸みを帯びて、
一層「さぶ」的要素が強調されている。
常々パチンコ業界の節操の無さには、
些か閉口気味だったが、
パチンコ業界の魔の手も此処まで伸びてきたか。
昨今のパチンコには、
北斗の拳やら猪木やらウルトラセブンやら
エヴァンゲリオンやら冬ソナやらユンソナやら
とにかく何らかのヴァリューを引っ付けようと必死である。
俺にはこれが頂けない。
大好きなセブンがただの賑やかしにされている。
そこには、ダンの苦しみもアンヌの悲しみも
キリヤマ隊長の尊厳も関係ない。
俺はやった事が無いので、
もしかしたら、そういう部分も感じられるように
なっているのかもしれないが、
もしかしたら、幻の12話が観られるのかもしれないが、
たとえなっていたとしても、
大部分の人々にとってそれはどうでもいいのだろう。
あくまでパチスロはギャンブルであり、
金儲け以外に意味など持たないからだ。
スロットを打ちながら感動して泣いてる人など見た事無い。
例えば、mixiなどのプロフィールの欄に、
趣味をパチンコやスロットとする人が多く見受けられる。
そこにはこんな一文も添えられていたりする。
「最近はラオウを倒すのが快感になってます！！＼(＾▽＾)／」
書いているのは、20歳そこそこの女性だったりする。
好きなテレビ番組を「お笑い番組（エンタの神様とか）」などと
何の恥じらいもなく堂々と言ってのけるような人種だ。
そんな奴に何故ラオウが倒せる！！？
黒王に踏み潰されてろ！！
そこに来て、クイーン。
CMで流れてる曲もよりによってI WAS BORN TO LOVE YOU。
今一番恥ずかしい選曲ではないか。
パチスロをやってる人が悪い訳ではない。
問題は企業の方にあるのだろう。
勿論、無味乾燥なゲームに何か要素を加味するのは当然だが、
あまりに安易に余所のキャラを引用しすぎなのではないだろうか。
と言う訳で、Queen。
兄が全部持ってたんで、俺が持ってんのはこれだけだが。
「Somebody to love」や「手をとりあって」を代表に、
静かな曲に佳作が多いね。
クイーン
華麗なるレース
Queen
A Day at the Races
Queen
A Day At The Races [+2 Remixed]