「全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ」サ | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

tanbarin

うがー、高阪が負けてしまった!
でも、泣けた!!

折角PRIDEが大阪でやるのだからと、
先日チケットを買いに行ったら、
安い席は完売でしょんぼりして帰ったのだが、
行かなくて正解だったかもしれない。

もし行っていれば、
俺は高阪VSハントで人目も憚らず
ボロ泣きしていたかもしれなかった。

それだけ高阪の技術、強さが、
そして何よりこの試合に賭ける執念が凄かった。

高阪剛。
元リングス・ジャパン所属。
今日を以て現役を引退。
お疲れ様でした。


という訳で、
やはり今日も書きます、格闘技ネタ!!
PRIDE無差別級GP一回戦の感想を書くので、
ビデオに録ってまだ観てない人は、
背中に大きく死に神が赤ちゃんをあやしてる
入れ墨を入れててください。


その前に少し亀田兄弟にも触れると、
やはりあの兄弟は強いな。
二人とも前回の反省をしっかり活かして、
戦法を修正している所が凄い。

ただ、普段は只のヤンキーにしか見えないのだが、
TBSは子供時代のVTRを可愛くヒーローっぽく編集、演出したりして、
どうにも気持ち悪い。
折角リアルに強い極悪兄弟が誕生したのだから、
その残虐性、不良性にスポットを当てたVにすれば
もっと盛り上がると思うのだが。


さて、PRIDE。

高阪VSハント。

高阪の技術は微塵にも落ちてなかったし、
打撃でもパワー差、体重差こそあれど、
決してハントに敵わなかった訳ではなかった。

しかし、それでもハントの打撃は重すぎた。
三角も極まりかけていただけに一際悔しい。


藤田VSトンプソン。

号泣の後には爆笑が待っていた。

途中までの展開では、
完全にトンプソンがアドバンテージを取っていた。
俺も正直諦めかけていたのだが、
藤田本人だけはこれぽちも諦めてなかったようだ。

持ち味のゴング&ダッシュを急停止、
理詰めでコツコツと打撃を当ててくる、
らしくないトンプソン。
それに対し藤田の武器は切られまくりのタックルと
ゴリラフックのみ。
で、そのゴリラフックが何故か当たる!
技術は以前から殆ど進歩してない藤田だが、
体の強さだけで逆転した、と言える。
だが、藤田はそれでいいのだ!


ミルコVS美濃輪。

煽りVにはまた泣かされそうになったが、
試合自体は完全なワンサイド。
赤子の手を捻るとはこのことだ。
打撃の早さ、的確さは相変わらず人間業じゃない。


ノゲ兄VSズール息子。

やはり完全なワンサイド。
黒子の手を捻るとはこのことだ。
ズールは試合が始まってすぐに半ケツになってた。


ジョシュVSアレキ。

編集されていたので、
全体的にはどうだったのか分からないが、
ダイエットに成功した二人の殴り合いは
相当良い勝負だったと思われる。
アレキのパンチは切れていたし、
ジョシュの勝負勘も戻ってきたようだ。

最後はジョシュが腕を極めたが、
寝てからアレキが何も出来ないのは残念。
サンボはどうした。

ただ、ジョシュがプロレスの代表とはどうしても思えない。

余談だが、
武士道の楽屋でジョシュはヨアキム・ハンセンに会いに行き、
ずっとメタルの話をしてたらしい。
いい話だ。


アリスターVSファブリシオ。

アリスターは上になって気を抜いたのかな?
台風の目だと思ってたのに、勿体ない負け方。


洋介山VS吉田。

吉田の入場曲はなんで毎回バカみたいなんだろうか。

洋介山は少し見過ぎたね。
もうちょっと踏み込んで1、2発かましてたら展開も変わったかも。
それでも吉田の勝ちは動かなかっただろうが。
あと、ロー対策をしてないのも頂けない。

吉田は自分から打撃仕掛ける訳にもいかないんで、
組み付いていかざるを得ず、
結果この日一番面白くない試合に。
吉田は悪くないが、つまらない奴、
という評価をより上げる結果になってしまった。
次、頑張れ!


さて、次回2回戦は遂にサンボマスター、ヒョードル登場だ!
2回戦のゴングを鳴らすのはあなた!!

という訳で、サンボのシングル。
タンバリンも名曲だけど、
カップリングのゴッド姉ちゃんのカバー
「あの鐘を鳴らすのはあなた」が実に良い。


サンボマスター, 山口隆, 阿久悠
全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ