街をふらふら歩いていると偶にこういうポスターに出くわす。
http://www.npa.go.jp/wanted/1/oumu2.html
その瞬間俺の頭には「風をあつめて」が鳴り始める。
街のはずれの
背のびした路次を 散歩してたら
汚点だらけの 靄ごしに
起きぬけの露面電車が
海を渡るのが 見えたんです
どこかの街では、本人達もこのポスターを見て、やはりこの歌を口ずさんでいるんだろうか。
自分たちがはっぴいえんどみたいに描かれた事を嬉しく感じてたりするのだろうか。
平田「じゃ、俺大瀧詠一」
菊池「私、松本隆」
平田「じゃお前、鈴木茂な」
高橋「え！？細野じゃないの！？」
みたいな会話が交わされているのだろうか。
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです
蒼空を
そういえば、俺が通った大学にこれ系のサークルがあり、
その名は「風（ふう）」だったと思う。
だからどうしたという訳ではないが。
そういえばその頃、住んでた部屋の扉にこの団体のチラシ貼ってたら、警察が2回も来て弱ったことがある。
だからどうしたという訳ではないが。
そういえばその頃、俺は長髪にしており、あだ名は当然「アサハラ」だった。
だからどうした。
外はすっかり春。
色んな季節が歌詞に出てくるこのアルバムではあるが、やはり春先に聴きたい一枚なんです。
- アーティスト： はっぴいえんど
- タイトル： 風街ろまん