何でも、東方神起のニューシングルCD、
「呪文-MIROTIC-」が有害なのだという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081204-00000008-ykf-ent
「呪文」というくらいだから、
多分、「♪君にちちんぷいぷい?♪」とか
そんな感じの歌なのだろうが、
そもそもCDとはポリカードネートという
プラスチックから成っており、
その原材料であるビスフェノールAという物質は、
環境ホルモンの一種であり、
言わば、全てのCDは人体に有害なのである。
つまりCDの裏ジャケに「食べられません」と表記さえすれば、
解決する問題なのではないか。
結局の所、この問題の本質は蒟蒻畑の問題と同質だと言えよう。
とか何とか言うてますが、
そんなことより、K-1観た!?
何やってんだよ、バダ!!
バダバダバダ!!
バダバダバダ!!
バダバダバダバダバダバダバ!
(いつの間にか由紀さおり安田祥子の「トルコ行進曲」に…)
でも、あそこでやられた感を醸し出して、
泣き出してしまうボンヤも如何なものか。
あの反則自体は確かに危険極まりないし、
スポーツ的にも社会的にも許されるべきではない。
何らかのペナルティは受けるべき。
競技としてはボンヤが正しくて、
バダは誤り、それはそれで良いのだが、
俺が格闘技に求めるものは、
実はそこを超える部分である。
あの場面で立ち上がり、
瞬間的に大ヒールと化したバダ・ハリと
もう一度対峙していれば、
たとえKOを喰らったとしても、
ファンは彼をヒーローとして讃えただろう。
またあの反則自体も危険ではあるが、
格闘技に於いては結構よくある形の反則ではある。
殺意に近い感情を持ってリングに上がる選手や、
必要以上に相手に恐怖を持つ選手などがよく行う。
角田レフェリーもそれを知っているから、
最初はイエローで済まそうとしたのだろう。
バダ・ハリは魔裟斗が言ってたように、
一定期間の出場禁止は免れないだろうが、
ここは、あしたのジョーで言えば、
鑑別所・少年院編と捉えたい。
K-1GP決勝戦という最高の舞台でのまさかの反則負け。
そして明日からは客に見えない所でイチからドラマを紡ぐ事になる。
バダ・ハリという物語の第一章がようやく終わったのだ。
アーツの完敗、バンナの肘破壊、
世代交替は明らかではあるのだが、
次世代のファイター達のキャラが薄いのが気になる。
ボンヤにもエロジマンにもサキにも乗れないのに、
この上バダが休場となれば、
これからのK-1に何を期待すれば良いのか。
カラエフは好きだし、テイシェイラも極真背負ってるし、
マヌーフの爆発力も健在、
彼等は確かに面白いが、残念ながら主人公レベルではない。
バダ・ハリが帰って来た時、彼にとってもK-1にとっても
重要なのはライバルの存在。
実力の差自体は今日観た限りでは思ったより感じられなかった。
であれば、あと必要なのは演出だろう。
もしかすると03年から佐藤大輔が
K-1に携わらなくなった事も関係するのだろうか。
しかし、佐藤大輔の真似事みたいな煽りをしても仕方が無い、
格闘界はもう一度演出について考え直す時期に来ているのかも。
ゴールデン・ボーイがバッドな事をしてしまったので、
ゴールデン・バッド。
陽水さんの自選ベスト盤。
陽水初心者の俺にはちょっと敷居が高いなこれは。