「学園白書」ホフ・ディラン | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

gakuenhakusyo


R-1、見終える。

まず見終えての感想は、
やっぱり、昨年同様M-1と比べ、
全然笑い量が違う、
という事。
昨年はまだヨギータとディランに笑わされたが、
今年は一回たりとも、誰にも爆笑させられなかった。

それでも無理矢理付けてみた俺なりの順位。

1位 鳥居みゆき
2位 芋洗坂係長
3位 世界のナベアツ
4位 なだぎ武
5位 あべこうじ
6位 土肥ポン太
7位 中山功太
8位 COWCOW山田よし

鳥居みゆきが1位というのは、
自分でもどうなんだかなんだが、
純然と自分で笑った量からいくとこうなる。

鳥居は実際の順位は6位と審査員には評価されてなかったが、
それはそれで理解出来る。
あの手のネタはある意味卑怯だからだ。
鳥居のネタのテンションは「ヒットエンドラーン」という、
ジングルに最も高まる。
勿論それ自体非常に面白いジングルではあるのだが、
ジングルに頼る芸、というのは、
90年代頭くらいから腐る程出現し、
ベテラン芸人はそれを嫌う傾向にあるようなのだ。

ネタ全体を観れば、
意外と構成的に考えられており、
見た目の気違いっぷりは
あくまでキャラである事は明白なのだが、
今後気違いやジングルを続けるのかどうするのか、非常に期待。


R-1の番宣番組で、芋洗坂係長は
昔は有名だったベテラン芸人と聞いて
ようやくピンと来たのだが、
この人はかつて現俳優の田口浩正と組んでいた
「テンション」の痩せてて小さい方で、
ダンサブルな音楽ネタを披露していた。

田口浩正が俳優として成功しテンションはいつの間にか解散、
正直もう辞めたんだろうと思ってたのだが、
まさか売れなかった事、相方以上に太った事など、
全てのマイナス要素を組み合わせて武器にするとは、
人間の可能性とは実に素晴らしい。

で、いざ観てみたらテンション時代のネタと
同じようなネタだった。
ただ、既成の曲に日本語を入れていくという所までは一緒だが、
見た目の面白さと悲哀が加わって、
当時よりもインパクトは物凄い事になってた。


ナベアツの「3の倍数」ネタを
初めて観た時は腹が痛くなる程笑ったものだが、
流石に何回も観れば飽きる。
色々と趣向を凝らしてはいたが、
今回の敗因は、テレビでの「3の倍数」やり過ぎ。
もし、このR-1に一番シンプルな
「3の倍数」のネタ下ろしをぶつけてきておれば、
ブッちぎりで優勝だっただろう。


なだぎの2連覇は、
スミス夫人のファンであった俺としては、
非常に嬉しい事ではあるのだが、
今回のネタがそれ程良いネタだとは思わなかった。
なだぎの演技は、ディランを演じるには丁度いいが、
中学生を演じるには過剰過ぎる。
勿論過剰過ぎる中学生、というネタなのだろうが、
それにしても、多少鼻についてしまった。


鼻につくといえば、中山巧太、
俺はこの人の「俺、芸人」的なオーラがどうも苦手だ。
自分を「物凄く面白くて分かってる人」と設定した前提で、
ネタを進めるのがどうも好かない。
今回もネタ自体はそれほど悪い訳では無いが、
フリップを捲った後の鼻につくコメントが、
チャラにしてしまう。


この調子で全員に対し寸評しようと思ったが、
面倒臭いので、終わり。

あと一つ言える事は、
やっぱりある程度審査員を変えた方が良い。
申し訳ないが今の面子は、
どうにもR-1の地位を高める為に
効果的な人選では無いと感じる。


なだぎ2連覇ということで、ホフ・ディラン。
このシングルは本編が終わると本家ディラン(小杉十郎太)が
いちいち何かコメントするという趣向になっており、
聞けば、なだぎはドラマではなく、
元々このCDSを聴いて着想したらしい。
ブログを観てみれば、結構な音楽好きみたいだし、
好感度が意味無く上がる。